韓国の歴史教科書「元寇」

　モンゴルと講和して以後、高麗は二度実施されたモンゴルの日本遠征に軍隊と物資の提供を強要された。

（中略）

元は日本遠征を準備するために設置した征東行省を引き続き維持して内政干渉機構とし、軍事的には万戸府を設置して高麗の軍事組織に影響力を行使し、達魯花赤という監察官を派遣して内政に干渉した。

ー『韓国の高校歴史教科書ー高等学校国定国史』（明石書店）よりー

＞モンゴルと講和して以後、高麗は二度実施されたモンゴルの日本遠征に軍隊と物資の提供を強要された。

元寇についてはまさかのたった2行！！！

しかもあくまで強要された被害者スタンス（笑）侵攻状況も両軍の被害状況も全く記述なし

高麗の甘言によりクビライが日本侵略を思い立ったのか真偽は不明ですが、元・高麗連合軍の侵攻によって日本は蹂躙され虐殺・捕虜連行・放火略奪など甚大な被害を蒙りました。

日蓮宗の開祖、日蓮は対馬の島民の被害状況を書状に残しています。

「去文永十一年（太歳甲戌）十月ニ、蒙古国ヨリ筑紫ニ寄セテ有シニ、対馬ノ者、カタメテ有シ総馬尉等逃ケレハ、百姓等ハ男ヲハ或八殺シ、或ハ生取ニシ、女ヲハ或ハ取集テ、手ヲトヲシテ船ニ結付或ハ生取ニス、一人モ助カル者ナシ、壱岐ニヨセテモ又如是」

元・高麗連合軍は、対馬・壱岐の島民を虐殺、生き残った者は捕虜としました。女性は手の平に穴を開けられロープで一列に繋がれ、元・高麗連合軍の船壁に立たされ、鎌倉武士からの攻撃の盾とされました。捕虜になった子供男女200人は高麗に連行され、高麗忠烈王の妃（クビライの娘）の献上品となりました。

「過去を忘れた民族に未来はない」「加害者と被害者の立場は千年経っても変わらない（朴槿恵）」「過去の歴史を加害者が忘れても被害者は忘れられない（文在寅）」etc.

元寇のことはお忘れですか？